千葉の葬儀にあった神式の「斎主」や「玉串」の意味は?

「千葉の葬儀に」ということですが、神式では仏式で経を唱える導師のような人を斎主と呼ぶなど、呼び名に1つずつ違いがあります。

千葉に限った呼称ではありません。

■斎主は「神を祀る人」・導師・中心人物。

神式(神道)の葬儀で耳にすることがある「斎主」というのは、神を祀る人という意味で、葬儀の最高責任者ということです。

仏式で言うなら葬儀で経をあげる僧侶、宗門の法主、一般的な会社で言うなら社長・会長といったところでしょうか。

神式ではさまざまな式次に「祭」という1文字が付きます。

葬儀祭とか、通夜祭などもそうです。

この祭は、祀るという音が転じて成っており、祀る人、つまりいちばん偉い人、中心人物を指しています。

■省略化されつつある現代の玉串奉納。

玉串とは、もともとは参拝者や神職が神前に捧げものをする儀式でしたが、今日においては参列者が正式な礼にのっとって奉じることはなく、文具店や雑貨店で売っている玉串用の袋にお金を入れて奉納します。

玉串には天と地をつなぐ、串刺しになっているという意味があり、神式における奉納は香典や御霊前とは少し違って、非常に清廉なものです。

香典のように、直接的に故人や遺族に向けたものではありません。

■仏式で言うところの葬儀は、故人と遺族に対する儀式ですが、神式の場合はすべてが神に対する儀式であり捧げ物です。

ネットで検索すると、玉串=香典、葬儀祭=葬儀、斎主=僧侶と例えられていますが、もっとも大きな違いは、仏式における儀式は人間対人間の式次第であるのに対して、神式の葬儀祭は神に対する儀式という点です。

千葉で神式の葬儀、「葬場祭」とか「通夜祭」とは何ですか?

何となく言葉のニュアンスは仏式と似ているけれどハッキリと理解はしていない。

神式で使われている葬場祭や通夜祭もその1つです。

確認しておきましょう。

■神式の「葬場祭」は神社では執り行われない。

神式で言う「葬場祭」とは、仏式の葬儀から告別式までを含む式次第のことです。

仏式では本堂で葬儀をあげたり、葬儀会館で執り行ったりしますが、神式では神社で葬場祭を行なうことはありません。

神の領域と人間の領域は厳格に区別されており、人界が神の住まいである神社に立ち入ることはできないからです。

日本の神社は荘厳である一方で非常に閉鎖的な性格をもっています。

■「通夜」と「通夜祭」の違いはどこにあるのか。

神式の「通夜祭」というのは仏式の通夜にあたります。

ただし先にお話ししたように、人間界と神は住む場所が厳格に分かれているという古代からの習わしにより、通夜を神社で行なうことはありません。

千葉でも通夜や葬儀は自宅か斎場に行って執り行うのが常です。

また仏式では通夜振る舞いといって、酒や食事を供して故人を弔いますが、神式ではこの通夜振る舞いのことを「直会(なおらい)」と呼びます。

■神式では葬儀のことを「神葬祭」、通夜のことを通夜祭と呼び直会が開かれます。

最低限の神式用語や内容は理解しておきましょう。

仏式・神式を問わず、最近では千葉でも言葉のもつ意味や習わし・礼儀作法について何かと省略化する風潮にあります。

また少々の混同も気にしないといった向きがあります。

しかしそれでは近い将来に仏式・神式の区別さえなくなってしまいます。

神葬祭の流れ程度は確認しておくなど最低限のことは心得ておきましょう。

▽参考記事はこちら[神道葬式・仏式との違い・神葬祭の流れ・香典・服装マナー – ガールズSlism